2022年10月11日:ガソリンの高騰が続くニュージーランド

ニュージーランド政府は、今後、国際情勢変動することで燃料費が高騰する場合、2023年からの燃料税の引き下げを検討すると発表した。

 

 

 

 

マイケル・ウッド運輸大臣によると、引き下げを始めるとするならば来年からを目標としているが、柔軟に対応するということである。現在のニュージーランドのレギュラーガソリン(ガソリン91)価格は約2.50/Lニュージーランドドル前後(202円前後)であるが、このままロシア制裁が続けば、来年には3ドル(242円前後)を超えてくると見込まれている。ウッド氏は、税金の引き下げは25セント/Lになるとのこと。この税金カットが適応されなければ、3ドルどころか、来年中には4ドル(323円前後)にまで価格が上昇する恐れがあるとの情報もあるので、ニュージーランド国民の生活にも大きな影響が出そうである。